menu

2023/03/19(日)

生産性は考えない。食の安全性に趣きを置いたいまい農場のニワトリ

天垣内ラーメン「星と月」で使用している鶏ガラ、煮卵はいまい農場のニワトリを使用しています。

いまい農場のニワトリは特別な工夫を凝らした飼育方法により、その美味しさが際立っています。

澄んだ空気、山の清流で暮らしている

たまごの約75%は水分でできており、たまごの品質・味の第一の決めては鶏の飲み水。

いまい農場のニワトリは山から掛け流したイワナの住んでいる清流を飲み水にしています。

それに加えて澄んだ空気でこれ以上ない環境で飼育をおこなっています。

平飼いでストレスフリー

平飼いという飼育方法を聞いたことはありますか?

一般的な養鶏場

一般的な養鶏場では生産性を重視し、ニワトリは狭い小屋の中で育てられています。

いまい農場では1部屋5坪の広さで約50羽という少ない羽数で、自由に歩き回れる環境で飼育しています。

1群の羽数が100羽〜ともっと多いところもありますが、1群の羽数は少ない方が鶏たちは落ち着きます。

最近の鶏舎の主流は産卵数を上げるために窓なしも多いですが、いまい農場では真冬でも開放鶏舎です。

エサ

ヒナの段階からとにかく草をよく食べる鶏に育てます。何より大事なのは草で、ビタミン、ミネラルの宝庫の草は天然の薬となります。草を多給することで、鶏の体を弱アルカリ性に変えます。

鶏のツヤ、たまごの殻のツヤもこれで決まってきます。

草を食べ終わったらいまい農場特製のよく発酵したヒナ用のエサを与えます。

国産100%のエサで穀類は地元米。輸入トウモロコシは一切使っていないことも特徴です。

以下はいまい農場さんの食に関する思いです。

輸入のトウモロコシにはいっぱいの危険性があります。現地で収穫後、輸出の長旅のために虫が湧かないように、直接、殺虫剤をまく「ポストハーベスト」。袋の中に入れて虫を入れると死んでしまうと言われています。あるいは、遺伝子組換。除草剤(グリホサート)の残留・・・。そのトウモロコシをニワトリたちはそのまま食べるのです。そして、その成分はそのまま卵に入っていくでしょう。どんなに安全な輸入トウモロコシだと言っても、私は極力使いたくありません。だから、黄身の色が薄くなります。でも、それは安全な証拠とお考え下さい。
いまい農場

主なエサは草といまい農場特製のブレンド餌ですが、採卵鶏と肉鶏用に合計7種類のブレンド餌を作るために非常に手間がかかっています。

また、年中しっかり草を与えるためには、自分で牧草も作らなければいけません。このように、草をきちんと与え続けること、これはとても手間のかかることなのです。

TOPに戻る